バルコニー、ベランダ防水


ベランダなどの防水工事は、雨水などを潤滑に雨樋に流してあげる事で、建物内部への雨水などの浸入を防ぐものです。

建物が古くなると同時にコンクリートなども劣化しますから、そのまま防水工事を行っても凸凹があると水溜りが出来てしまいますが、水がきちんと雨樋に流れ込むようで且つ、晴れた日は乾くようであれば、そんなに支障はありませんが、晴れていても水溜りが解消されない程度であれば、モルタル左官で床面をならす工事も必要です。

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コンクリートは、セメントと水を混ぜて乾燥硬化させますが、性質はアルカリ性です。

ですので、極端な話が酸性雨が降ると、急激に中世化されるのでコンクリートの性質は徐々に失われますが、普通に二酸化炭素でも中世化が起きます。

また乾燥収縮を繰り返すことで表面が劣化し、水分が浸み込み、鉄筋などがサビ、膨張し、ヒビ割れる。またコンクリートの性質が失われた部分が剥がれなどを引き起こします。

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ヒビが生じると、水分が建物内部に浸入し、内部の劣化を引き起こします。

防水塗装はコンクリート表面に塗装膜を張ることで、表面強度を向上させるので、耐久性の向上に繋がります。

が。非常に稀な例ですが、水分の逃げ道、雨樋などが詰まっていた場合。

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プールみたいになってしまいます。

水が貯まることで建物に無理な過重をかけてしまうので、こういったことも気をつけねばなりません。

水位が上がると、サッシ下の隙間から大量に水が浸入するのも怖いことです。

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お風呂の水を流すみたいになっています。

それらも解消した後の防水塗装塗りたてがこちらです。

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ただ、防水工事を施工し直せば安心かというと、そうでもない場合もあります。

実際に漏れていて構造も傷んでいた場合は、構造の改修も視野に入れておくべきで、なにもせずに防水工事をすることによって、傷んだ構造に蓋をしてしまうことになります。

構造自身に湿気がこもっている場合、内部の腐食が進むことも考えられます。

これは、外壁塗装も同様で、塗れば安心とは言えるものではないので、何事にも慎重さは必要だと思います。