フローリング色褪せ


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フローリングは仕様状況で、どうしても、色褪せてしまうことがあります。

日光が当たりすぎても、湿度が多すぎても、乾燥しすぎても、傷むので、きれいに保つのはなかなか大変です。

そこで張替え?と頭によぎるかも知れませんが、そこまでの劣化とは思えません。

張替えには、既存のフローリングを剥がす作業を伴います。

当然、剥がす、捨てる費用が加算されます。

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更に、木材を組み合わせた根太、根太張りのフローリング材ならそれだけですが、捨て張り用だと、フローリング材の下にベニヤ板が敷き詰められていますので、既存のフローリングを剥がす際にその下の材料を傷めることも考えられますので、補修費用も加算されます。

なら、上から張る?

上張り、増し張り、重ね張りともいいますが。

各部屋に敷居があれば、それも可能ですが、無い場合は収まりが悪くなります。

フローリング材は、単層である無垢材、一般的には、合板の上に単板(薄切りにした板)を貼りつけたものが主流で、他に、合板の上から化粧シートを貼ったものがあり、厚みは通常12mmあります。

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既存の床から1.2cm上がるので、扉の開閉、サッシとの取り合いに支障が生じることもあります。

薄手のMDF材と呼ばれる木材の繊維に樹脂を加えて圧縮したフローリング材は6mmですが、これでも多少の段差が生じることがあります。

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ウッドタイルを上から張るにも、2.5mm上がります。

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無垢か、単板貼りのフローリングなら、部屋全体をポリッシャーで研磨し、表面の塗膜を剥がし、ウレタン塗装で仕上げます。

色調を変えることも可能です。